HOME > 屋根工事相談室
屋根工事相談室
父のところにリフォーム会社の営業マンが訪問し、
台風で屋根が飛ばされると言われ高額な契約をしてしまった
先日、70大後半の父のところにリフォーム会社の営業マンが訪問し、200万の屋根リフォームを契約してしまいました。
このままに屋根をしておいたら台風で飛ばされてしまうといわれたそうです。
どうしたらいいでしょうか
お年寄りの自宅を訪問するリフォーム会社はろくなリフォーム会社ではないと思っていいと思います。
契約した日から8日目までならクーリングオフ制度の適用になります。
屋根をどの程度リフォームなさったかわからないですが、200万の屋根リフォームというのは相場よりかなり高いと思うし、屋根が台風で飛ばされてしまうと恐怖心を煽って契約に至っているので消費者センターに相談された方がいいと思います。
場合によっては消費者センターで内容証明郵便を作成し、相手のリフォーム会社に郵送してくれると思います。
これで和解に至らない場合、リフォーム代金200万とのことなので簡易訴訟ではないので弁護士に頼むしかないと思いますが、着手金などがかかってしまいますし、弁護士も200万程度の訴訟ではあまり受託したくないかもしれません。
クーリングオフの期間が過ぎても工事代金が返還された例もあるので、工事代金の高額さ、動機の不純さを証明し、再度、消費者センターや行政の無料法律相談にいかれるのがいいと思います。
ガルスパンで外壁を施行しましたが、
サッシなどが錆びついてしまいました。錆びを取るいい方法はありますか
ガルスパンを切断中についたものだと思います。
特に白色のサッシなどは目立つと思います。
ガルバリウム錆び用の溶剤にサビとるという商品があります。
施行後1年以内ならば錆び取りは可能だと思います。
錆びとりの方法としては、ガルバリウムのもらい錆びの部分にこの溶剤を拭きつけ、しばらく時間をおきますと錆びた部分が紫色に変わってくるので色が変わったら水道の水で綺麗に水洗いすればいいと思います。
ガルスパンの切断部分の錆びについて
ガルスパンは基本的に現場で施行します。
カットした部分はブロアーで切粉を飛ばします。
どうしても雨に塗れれば錆びてしまいますので、窓廻り、軒天、中間水切り、などは切断面の小口が現れないよう役物を使用した方がいいと思います。
専用の役物を使用しないでコーキングで収めると外観上好ましくありませんし、コーキングはさほど耐久性がありませんので、後々雨漏りの原因になると思います。
ガルスパンの切断面の錆びは発生頻度の高い問題なのでメーカー側の責任ではありません。
もう施行してしまい、錆びが出てる部分にはサンドペーパーでこすり、密着プライマーを塗り、塗料を塗るか、錆びトルを目立たないところでためしたみて退色がないか確認してみて大丈夫なら錆びてる部分に使用すればいいと思います。
注意事項としてガルスパンはシンナーでは変色していまいます
サイディング:部分的に剥がれている、コーキングも劣化のため
張替えをすすめられていますが張替えは必要だと思いますか
サイディング(18ミリ)の外壁の木造住宅で築10年目です。
サイディングの表面が部分的に剥がれている場所があり、コーキングも劣化しており、サイディングの張替えを薦められています。
サイディングの張替えは必要だと思いますか
18ミリのサイディングを張ってあるので、10年程度で張替えは必要ないと思います。
1年程前は12ミリのサイディングが多く、今は12ミリのサイディングは廃盤で主流は14ミリのサイディングです。
たった4ミリの差と思われるかもしれませんが、全然、重量感が違います。
サイディングの張替えは費用がかかりますので、せっかく18ミリのサイディングを張られていますので塗装でいいのではないでしょうか。
ただ、多色で色彩のあるサイディングは単一色になってしまうと思いますので、築10年と年月が微妙ですが、クリアーの選択もあると思います。
コーキングは必ず劣化しますので、打ち増しではなく、打ち代えで行った方がいいと思います。
予算がないならば、目地だけ打ち代え、サッシ部分は打ち増しでいいと思います。
しかし、塗装のリフォームとコーキングは今回リフォームなさってもまた、再度、リフォーム時期が訪れますので、メンテナンスを軽減したい場合は、当初の予算は高くなってしまいますが、ガルバリウム系の金属サイディングでのリフォームを検討されてもいいと思います