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ガルバリウム鋼板

質問Q <ガルバリウム鋼板は錆びやすい?>


家が雨漏りをするようになり、悩んでいます。
築、20年、千葉の郊外で一戸建てを購入して手入れを
しながら住み続けております。
ここは工事をして、きちんと直したいと
思っているのです。
業者の方からはガルバリウム鋼板という素材を勧められ
ましたが、現在、使用しているトタン屋根と比べる
と耐久年数が格段に上がり、長く使用できるというメリット
を聞きました。なんでも、数十年は持つ素材だと太鼓判を
押していただきました。
金属素材の屋根には、軽さを感じているのですが、サビなど
は特に気になります。
できればサビにくい素材の方がいいのですが、ガルバリウムも
加工次第では錆びにくくなったりもするのでしょうか。
軽ければ軽いほど、揺れには有利だと聞いたような気もするの
ですが、ガルバリウム鋼板は耐震についても機能が高いものな
のかも知りたいと考えています。
また、工法については、カバー工法というものを提案されて
います。このような工法以外にはリフォームする方法
というのはあるのでしょうか。
カバー工法以外だと「張替え」を選ぶしかないものなので
しょうか。予算を考えると、カバー工法と張替えでは変わって
くるものでしょうか。

回答A お問い合わせありがとうございます。


最近、ガルバリウム鋼板の質問は非常に多いです。
真面目にお答えさせていただきますので、宜しくお願い
いたします。
築、20年ということですので、ガルバリウム鋼板での
リフォームを検討する時期だと思います。
業者の方からガルバリウム鋼板という素材を勧められたという
こと。これは、全国的に見ても、リフォームでの工事
はガルバリウム鋼板一色です。
よく、弊社にもガルバリウム鋼板の見積もりを宜しくと連絡
をいただきますが、ガルバリウム鋼板というのは素材のこと
で商品名ではないので、実際に見積もりを行う時には、
ガルバリウム鋼板のサンプルを見ていただき、材料をを選択
していただく必要があります。
ガルバリウム鋼板といっても、ガルテクト、横暖ルーフ、
タフルーフ、ヒランビー、GMルーフ、メタルルーフ、
スタンビーなど(実際はもっとあります)各種の種類があります。
リフォームでガルバリウム鋼板を使用する場合、
耐久性に問題はないと思います。
もし、問題があるならば、リフォームをガルバリウム鋼板
でおこなった家すべてが問題になってしまいます。
選択枠がない位、リフォームにはガルバリウム鋼板が
使用されています。
サビについては、擦り傷(少しはどんなに注意しても出る
可能性があります)から発生すると思いますが
(タッチアップをしても長時間経過した場合)
その部分だけで広がることは
ないので、よほどアップでみないとわからないし、穴が空く
ということもないので問題ないと思います。
ガルバリウム鋼板は非常に軽量なので耐震機能は非常に
高いと思います。
東日本大震災以後、瓦からガルバリウム鋼板へのリフォーム
は非常に多いです。
現状、トタンということなので、ガルバリウム鋼板での
使用屋根材は選択枠はかぎられる可能性は高いと思います。
トタンといっても、三晃式、瓦棒などいろいろな工法が
ありますが、一般的に屋根の傾斜が緩い場合が多いからです。
トタンのカバー工法ということなので、MSタフカバー
などのガルバリウム鋼板を使用すると思います。
張替えの場合はスタンビーなどのガルバリウム鋼板がいいと
思います。
トタンの場合、カバー工法がいいか張替えがいいかの
選択は、弊社の場合、下地が腐食しているかどうかで判断
しています。トタンとスレート屋根を比較するとトタン
の方が下地が腐食している場合が多いです。
予算については、カバー工法は既存の屋根を解体しないので
残材処分費、下地補強も発生しないので安いのは確実です。


まだ、御不明な点がありましたら、再度、
お気楽に御連絡下さい。


質問Q <ガルバリウム鋼板、サビがわかりにくいお勧めの
   カラーはある?>


屋根のリフォーム工事を考えています。
現在はスレートなのですが、明るい赤を使用しています。
築年数もかなり、経ちましたし、可能であれば屋根を塗り替える
、もしくはリフォームをしようかと考えています。
現在は、スレートなのですが、明るい赤を使用して
います。築年数もかなり経ちましたし、可能であれば
屋根を塗り替える、もしくはリフォームをしようかと
思っています。
明るいカラーにすると汚れやサビなども目立つこともあり
ますので、できれば暗めの色にしようかと思っています。
ですが、外観のことを考えますとそこまで重たいカラーには
したくないと考えてもいます。
ちなみに外壁はごく普通の白いものです。
特別な加工などをしているものではありませんので、
外壁と屋根がマッチしないということはなかなか
ないかと思っています。
夫は、知人の家に使用しているツヤのあるグレーがいいと
考えているようです。
いわゆる、シルバーとグレーを混ぜたようなツヤッとしたカラー
です。ただし、その知人宅の屋根は、最初は綺麗な見た目を
していたのに数年で黒っぽく色が落ち着いてしまいました
ので、ツヤを出したいのならばあまり向いていないのでは、と
こっそり考えています。
また、屋根に太陽光が反射して近所の方から「まぶしい」
と苦情が入ったこともあるようです。
業者さんからもお勧めのカラー、流行のカラー
というものはあるのでしょうか。
ちなみに素材はガルバリウム鋼板にしようかと思っています。
このようなガルバリウム鋼板は定期的に手入れをした
ほうがよいという意見もあるようですが、これは本当
でしょうか。


回答A お問い合わせありがとうございます。


スレートの場合、塗装はお勧めできません。
理由は、スレート自体の寿命が一般的に20年程度なので
劣化しているものに塗装をするため、それから何十年
ももつものではないからです。今、塗装をされて
一時的に屋根が綺麗になっても、100パーセント何年後
かにガルバリウム鋼板でリフォームすることになるから
です。
ガルバリウム鋼板でリフォームされれば、あとメンテナンス
費用がかからないでしょう。
今、塗装費用30〜40万程度かけてされてまた、
ガルバリウム鋼板でリフォームされると塗装費用が
無駄になってしまいます。
知人宅の屋根が、数年で退色したのは、10年以上前の
ガルバリウム鋼板のことだと思います。
現在のガルバリウム鋼板は数年で退色するということは
ありません。
まぶしいという苦情は、シルバー色に近いものだと思い
ますが、メーカーが発売している一般色の場合、弊社に
苦情がはいったことは過去に一度もありません。
ガルバリウム鋼板は定期的に手入れをした方がいいか
どうかは、ガルバリウム鋼板の工事になれているか、
また、手抜きをしない業者さんが施行したものであれば
リフォームの場合、長期間、不要だと思います。
ただ、ガルバリウム鋼板といっても色々な種類があり、
安価なガルバリウム鋼板の場合、ガルバリウム鋼板に
熟練した職人がおこなって施行的に問題がなくても
ガルバリウム鋼板の色の退色はおこると思います。
ただ、退色が気にならなければほっといてもいいと思い
ます。リフォームの場合、屋根だけではなく家の寿命も
あるからです。
今のところ、ガルバリウム鋼板の塗装は一般的では
ないし、された場合、数年で塗装がはげたなどの問題が
おきそうな気はします。


質問Q <ガルバリウム鋼板を日本家屋に組み合わせるには?>

当方、築年数60年の平屋建て、一軒家の屋根リフォーム
を考えております。
一般的な趣のある日本家屋という外観ですので、
瓦を勧められています。
たしかに現在も瓦を使用しており、
家の見た目を考えると瓦が一番あっているような
気もします。
ですが、瓦は重量感もあり、災害等で落ちてきて
怪我をしてしまったという例を聞くと避けたほうが
よいのかなあと思わされています。
知り合いでリフォームをされた方は、ガルバリウム鋼板
を使用しています。
費用の面から考えると、瓦よりもガルバリウムを
使用する方が安く済むということもあり、
かなり迷っています。
同じような築年数の家をリフォームするような例が
まわりになく、検討するのにも材料がない状況です。
日本家屋にガルバリウムはあまり合わないのではないかと
家族は考えているようですが、私はそこまで
思っていません。金属瓦を選べば問題はないのでしょうか。
ガルバリウムを選んだ場合には、デザインなどは選ぶことは
できますか。
また、普通の業者の方でも多く取り扱っている材質なの
でしょうか。
ちなみに、スレート瓦を検討してみたのですが、
こちらはあまりに見た目にそぐわないのではということ、
また、雨漏りを考えるとちょっと怖い気もするという理由で
却下しています。
もしよいご意見があれば教えていただければと思います。


回答A お問い合わせありがとうございます。

東日本大震災以後、既存の瓦を撤去して、ガルバリウム鋼板
でリフォームをされる方は非常に多く、類似した
お問い合わせも非常に多いです。
また、最近、関東直下の大地震の番組が多く心配なされる
お客様からの問い合わせも増えております。
日本家に外観を合わせるには、メタルルーフという
ガルバリウム鋼板を選べば問題ないと思います。
瓦と比べると長期になればなる程、ガルバリウム鋼板の
方がメンテナンス費用はかからないと思います。
業者によってガルバリウム鋼板の慣れの差は
あると思うので、出来映えは違うと思います。

質問Q <ガルバリウム鋼板の塗装をし直すことは可能なのか?>


現在、築年数10年程度の一戸建てに住んでいます。
ちょっと色落ちが目立つようになってきたので
リフォームを考えています。
素材はガルバリウム鋼板というものを使用しています。
不満な点は、雨などのせいか色落ちが目立つという点です。
色落ちといいますか、色むらのようなものが特に目立って
います。できれば、これを綺麗にしたいという希望です。
特にこれ以外には不満はありません。
雨漏りなどをしている、穴が空いているなどといったことは
特に現在はありません。
費用がそこまでかからないようであれば屋根のカラーを
元通りにしたいのですが、このような場合には
塗装をし直していただくことになるのでしょうか。
自分なりに調べたところ、ガルバリウム鋼板を塗装し直す
ということはあまりないように思います。
カラーは濃いグレーです。
とはいえ、屋根のカラーはどうしても落ちてきてしまう
ものとも思っています。
塗装に関してはあまり気にせずに、メンテナンスをする意味
が出てくるまで待ったほうがよいのでしょうか。
さすがに屋根材の交換までは考えておりません
ガルバリウム鋼板という素材には十分に満足して
おりますので、屋根材を交換するというご提案はなしで
お願いいたします。
現在のものを使用しつつ、クリーニング、もしくは
リフォームのような形は可能でしょうか。


回答A お問い合わせありがとうございます。

たしかに15年程度前のガルバリウム鋼板の特に黒系は色が
褪せて灰色になった経験をしたことがあります。
今、5年程前にガルバリウム鋼板でリフォームを
おこなったお客様の紹介で向かえのお客様宅を
同じ材料のガルバリウム鋼板でリフォームをしていて
色褪せを比較すると新品のガルバリウム鋼板より色は
薄くなっていますが、まだまだ、塗装を行う必要が
あるレベルの色褪せではありません。
後5年経過しても大丈夫でしょう。
ガルバリウム鋼板の色褪せは、安価なガルバリウム鋼板
タフルーフ、ヒランビー、GMルーフなどの方が
高価なガルバリウム鋼板、ガルテクトなどと比較すると
早いと思います。

おっしゃるように、ガルバリウム鋼板の塗装は
現時点では、一般的ではありません。
仕事が欲しい塗装屋さんはガルバリウム鋼板の屋根塗装
を勧めてきたり、塗装をすれば耐久性がアップするとか
いってくるかもしれませんが、
しないほうがいいと思います。
すぐに剥げたなどのトラブルの元になる可能性が
高いと思います。
ただ、今後はガルバリウム鋼板用の塗料が開発されて
一般的になるかもしれないので、今はやめて、
そのような情勢になってから屋根塗装をやられること
をお勧めいたします。
弊社の塗装職人は一度、ガルバリウム鋼板の屋根塗装の
方法をメーカーに問い合わせたことがありますが、
特殊な方法でメーカーも絶対安心とはいいません
でした。
弊社でガルバリウム鋼板の塗装を行う場合、
再度、塗料も日進月歩ですのでメーカーに
問い合わせ、お客様に内容を話し、責任も限定的
で行うと思います。

ガルバリウム鋼板はコロニアルのリフォームに
使用することが非常に多いので、家の寿命を40年程度
といわれているので、基本的に家の寿命を考慮すると
コロニアルのリフォームは20年経過前後が多いので
ガルバリウム鋼板は20年程度もてば役目を果たすことに
なると思いますので、私はリフォームで
ガルバリウム鋼板を使用した場合は、屋根塗装は不要だと
考えます。
あまりありませんが、新築に使用した場合、
ガルバリウム鋼板の色褪せはどの程度になるか
はガルバリウム鋼板の30〜40年経過後を見た
ことがないので、はっきりわかりませんが、
予測では、ガルテクトなどは、色褪せは
かならずすると思いますが、許容範囲の中に
とどまってくれるかなと期待しています
前述のように安価なガルバリウム鋼板は新築では
後々のメンテナンスを考えると
使用しない方がいいのかもしれません

話がそれましたが、結論は今は、ガルバリウム鋼板の
屋根塗装は控えられた方が賢明だと思います。

質問Q <海のそば、ガルバリウム鋼板は不向きか?>

海のそばの築13年の一戸だてに住んでおります。
屋根の腐食が気になるようになりましたので、リフォーム工事を
したいと考えるようになりました。
業者さんに相談したところ、カラーベストからガルバリウム鋼板
への工事を進められています。
ですが、別の業者さんにも話を聞いてみた時に
「海の近くに住んでいて、ガルバリウム鋼板は選択しないほうがいい」という意見もあったのです。
ガルバリウム鋼板自体は、海水に漬けるなどして耐久性の実験も
行われているということも調べたのですが、不安は残ります。
このような場合には、ステンレス鋼板のほうがいいのではとも
言われましたが、正直その細かな違いがわかりません。
同じ金属素材であれば、耐久性もそんなに変わらないような気が
するのですがステンレスは錆びにくいのでしょうか。
ちなみに、海までは500メートル以上、1キロ未満の距離です。
いっそのこと、カバー工法ではなく葺き替えてしまったほうがいい
という話もあり、かなり混乱しています。
また、錆びを予防するためには、さらにお金をかけて加工して
もらう必要があるのでしょうか。
予算や手間の問題を考えて、ふさわしい素材と工法を教えてもら
えると助かります。
家を引っ越すなどは考えておらず、あと数十年は手入れをしながら
住み続けたいという予定です。

回答A お問い合わせありがとうございます。

海から500メートル以上の距離があるということですので、
ガルバリウム鋼板を使用されても問題ないような気もするのですが、念のため、石粒が付着しているディプロマット系のジンカリウム
鋼板を使用されるのがいいと思います。
ただ、屋根材の情報はころころ変わることが多いので、そちらの
地方の屋根屋さんに一応、メーカーに確認していただいて下さい。

質問Q <ガルバリウム鋼板の耐久性について?>

最近、お見積もりにお伺いさせていただくとガルバリウム鋼板はどの位もつのかという御質問を受けるのが以前より多くなったような気がします。そこで、今、現在の私の意見を書きたいと思います。
ただ、屋根業者の中でも考え方が異なると思いますので、その点は
自己責任において判断宜しくお願いいたします。

以前は40〜50年程度で家自体を立て替える予定のある方が多かったのですが、高齢化社会、少子化、子供が同居しない等の理由により
中には築60年以上現在の家に住まわれる予定の方も今は多いようです。屋根点検をしますと、コロニアルの葺き替え時期は、築20年程度といわれますが、実際は少数ですが、35年〜40年程度何もされていないか塗装だけで済ませている方がいます。
ただ、築35〜40年程度のコロニアルの場合、賞味期限を大幅に超えているようにかんじます。というのは、お客様は室内に雨漏りして
こないので気がつきませんが、軒天部分に雨漏りしていることが非常に多く、コンパネが腐っている場合は多いのです。
やはり、築20年程度でカバー工法は無理でも、できれば25年、どんなに遅くても雨漏りしてからでは、余分な費用がかかってしまいますので、コロニアル屋根の方は、築30年には、カバー工法をやられた方がいいと思います。

私もつい最近までは、屋根塗装の料金がもったいないので屋根塗装はせずにコロニアル屋根を限界までもたせて、ガルバリウム鋼板でのカバー工法がよいという考えでした。
ただ、高齢化・不況により、今後、家の立替はできないという方が急増しているところを見ると考えかたが少し変わってきました。
築30年程度までは、コロニアル屋根を塗装で済ませてもいいのではないかなと思っています。(もちろん、棟の交換、点検はコロニアル本体とは別に必要です。)当然、築20年以上たっていますので
屋根によっては軒天に雨漏りしている可能性がありますので、理想では20年です。30年はリスクを覚悟の上の選択です。
築35年になりますと、リスクというより、ほぼ確実に軒天に雨漏りしていることになります。

塗装業者さんによって違いますが、一般的に外壁塗装と一緒におこなうと屋根塗装を安く施行してくれる業者さんが多いと思います。

考え方が変わった理由にガルバリウム鋼板用のプライマーが最近、発売されたことです。ということは、当然のことながら、ガルバリウム鋼板も退色するということです。

何年も前から私は、お客様にガルバリウム鋼板の耐久性について、退色を除けば、工業地帯でも海の近くでもなければ心配に及ばない
とお伝えしていました。
ただ、ガルバリウム鋼板の上に木材をのっけて役物をつけていると
木材の腐りは早いです。そのため、信頼できる業者さんにお願いすることが必要なのです。

長文になってしまいましたが、結論として、ガルバリウム鋼板の耐久年数は退色を除けば、心配不要だと思います。
棟もきちんと施行していれば、釘も抜けてきずらいので、心配はほとんどいらないと思います。このきちんというのが非常に大切だと思います。コーキング処理でごまかしている仕事が多いからです。

ただ、ガルバリウム鋼板とは車という総称と同じで、車は、軽自動者からベンツなど色々あります。それでも、総称は車です。
ガルバリウム鋼板もGMルーフ、横暖ルーフ、ガルテクトなど色々あります。
やはり、退色が早いのは、GMルーフ、タフルーフ、ヒランビーなど安価なガルバリウム鋼板のように感じます。
ガルテクトにも屋根塗装が必要な程退色するのかは正直、ガルテクトの30年後を見たことがないのでわかりませんが、ガルテクトは相当耐久性があると個人的には思っています。
ガルテクトはGMルーフ、横暖ルーフより高いですが、けた違いに高価なものではなく、性能を考えるとGMルーフなどより安いと思います。


質問Q <ガルバリウム鋼板の屋根に塗装は必要か>

上記のガルバリウム鋼板の耐久性についてと類似しているので参考にして下さい。
築30年でガルバリウム鋼板でリフォームして築50年で家の立替をおこなう場合は必要ないと思います。
要は、安価なガルバリウム鋼板で使用年数が長い程、塗装が必要になる可能性が高いということです。

質問Q <ガルバリウム鋼板で大丈夫か?>

ガルバリウム鋼板でのカバー工法を検討しています。業者さんには、既存のスレートには、アスベストが混入されているので、ガルバリウム鋼板でカバー工法をすれば、廃棄処分を節約できる(アスベストが混入されているものは、3倍の廃棄処分がかかるといわれました)ガルバリウム鋼板は色落ちしなく、半永久的にもつ耐久性がある、夏は涼しく、冬は暖かい、地震に強い、今後、屋根リフォームする必要性がないといわれました。
ガルバリウム鋼板でのメリットだけ説明されるので不信に思い、ネットで検索するとガルバリウム鋼板の表面に鉄屑が付着して
鉄屑が錆びてガルバリウム鋼板がもらい錆をしてしまい、腐食してしまうので、ガルバリウム鋼板はおすすめできないという記事を見つけました。
予算に限りもあるので、途方にくれています。今後、どのように対応していくべきでしょうか。

回答A お問い合わせありがとうございます。

どちらの意見も商行為の意図があるのではないでしょうか。
例えば、心ある塗装屋さんは、30年経過したコロニアルに屋根塗装しませんし、塗装では問題解決できないことをお客様に説明します
心ある屋根屋さんは、自分が儲かるからといって、10年程度のコロニアルにカバー工法はしません。
私は、屋根屋なので、ガルバリウム鋼板で屋根リフォームさせていただいた方が儲かるのですが、25年程度までは、屋根塗装を最近はすすめさせていただいております。屋根塗装にはメリットもありますし、ガルバリウム鋼板にもメリットがあります。ただ、残念なことにどちらにもデメリットがありますので、両者のいいとこどりをして一連の流れで最近はお客様に御提案させていただいております
御質問をひとつずつ検討させていただきます。

既存のスレートには、アスベストが混入されているので、ガルバリウム鋼板でカバー工法をすれば廃棄処分を節約できる。

3倍の廃棄処分費がかかるかは処分場によって違うと思いますが、結構割高になるのは本当です。また、場所によっては、コロニアルをはがすとアスベストが漂流するので、近所の方が嫌がる場合もあります。

ガルバリウム鋼板は色落ちしないは嘘です。ガルバリウム鋼板は屋根材の総称で色々な種類のガルバリウム鋼板があります。
やはり、安価なガルバリウム鋼板の方が色落ちが早い印象があります。色落ちが早いガルバリウム鋼板もあれば、色落ちがかなりしずらいガルバリウム鋼板もあるということです。
外壁塗装でもフッ素などでも15〜20年程度の耐久性であるので、それより過酷な環境の屋根で色落ちしないということはありえないと思います。

半永久にもつ耐久性があるは、色落ちさえぬかせば、かなり本当だと思います。ただ、私もまだ、ガルバリウム鋼板の30年後をみたことがないので保証はできません。もしかしたら、安価なガルバリウム鋼板の場合、一部の部分(特に軒先の部分)には腐食が生じるかもとは思います。屋根材は、発売当初は結構いいことをメーカーが宣伝したのに、セキスイU瓦、パミールのように短期間に問題がでるケースもあるのも理由のひとつです。ただ、期間によっては、瓦自体は100年の耐久性があっても、既存の瓦を使用しての葺きなおし、漆喰の修理は必要なように、ガルバリウム鋼板でも期間によっては、棟の修理は必要になる可能性はあります。

ガルバリウム鋼板で屋根リフォームすれば、夏涼しく冬暖かいは
普通に生活して体感できるかは保障できません。
私のお客様でガルテクトでリフォームされて、軒裏にもぐられて以前より夏涼しく冬暖かくなったといわれたお客様がいましたが、神経がかなり過敏な方なので、普通の方が普通に暮らして体感できるかはわかりません。可能性はあるということです。

ガルバリウム鋼板は、地震に強いは本当です。
軽量な上巨大地震がきても瓦のように落下の危険性は全くありません

屋根リフォームする必要性がない
上記の文を参考にして下さい

ガルバリウム鋼板の表面に鉄屑が付着して鉄屑が錆びてガルバリウム鋼板がもらい錆をしてしまい、腐食してしまうので、ガルバリウム鋼板はおすすめできない。

屋根業者によっては、ガルバリウム鋼板でカバー工法をする際、サンダー、丸のこなどの自動切断機を使用するからです。
弊社では、自動切断機は使用しません。
自動切断機を使用しなければ、もらい錆びの心配はありません。
ただ、ガルバリウム鋼板は全くすり傷をつけないで施行できる業者はいません。かならず、すり傷はつきます。そこに錆びは発生しますが、そこから常識的な年数では穴が空くことはないと思います。
予算に限りがあるのであれば、ガルバリウム鋼板で十分だと思いますし、そもそも、選択枠がほとんどガルバリウム鋼板しかないと思います。

屋根・塗装のことなら、なんでもお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ:04-7189-0356(受付時間AM8:00〜PM7:00、年中無休)
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