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屋根工事相談室
コロニアル屋根を塗装した場合、何年位寿命が延びますか
タスベッサーなどを使用して縁切りを行えば屋根に塗装をしないよりした方がいいと思います。
ただ、コロニアルの下にはルーフィングがあるので、屋根塗装では、ルーフィングは全く手を加えないのでルーフィングの寿命があります。
コロニアル屋根はルーフィングでもっているようなものなので、コロニアル自体の寿命が延びてもルーフィングの耐久性期間を超えてしまえば、雨漏りする可能性がありますし、棟や捨て唐草などの金属役物も劣化していると思います。
また、坪数や傾斜で値段が変わると思いますが、概ね屋根塗装は20万〜30万ぐらいかかると思います。
それならば、当初のお金はかかりますが、もう少しだしていただいて、ガルバリウム鋼板でリフォームなさった方が全然得です。
今の新築には、ほとんど塗装する場所がありません。
塗装やコーキングは早い時期に必ず劣化します。
うちでは、破風廻りの依頼があれば、ガルバリウム張りを進めています。
塗装はリフォームの手間がかかるのです。
屋根ならば、外壁よりも条件も劣悪なので外壁よりも劣化速度が速いと思います。
繰り返しになりますが、塗装、コーキングなど代用品があるならば、そちらでリフォームした方がいいと思います
モニエル瓦の塗装について
築、15年で屋根の塗装をしようと思います。
屋根はモニエル瓦です。
中古住宅を購入したので、正確にはわかりませんが、今まで屋根はリフォームされていないようです。
カビや苔は生えていますが、瓦の割れはありません。
35坪、寄棟、勾配4寸です。いかがなものでしょうか
モニエル瓦の屋根の塗装は、後々トラブルが多いものです。
ヤネMシリコンや水系カスタムシリコンではなく、水谷やオリエンタルは屋根専門の会社なのでこれらの会社の水系シリコンを使用した方がいいと思います。
よく何件もの見積もりを取り、少しでも安い業者にリフォームを委託するお客様がいますが、モニエル瓦の屋根リフォームの場合、止めた方がいいと思います。
後々、モニエル瓦を塗装したはいいけど、すぐに剥げてしまったというトラブルが多いです。
モニエル瓦の屋根の場合、高圧洗浄を相当念入りにし、専用シーラを垂れる位塗り、モニエル瓦に適切な塗料を使用するというのがポイントです。
使用塗料を間違えると、1ヶ月程度で剥離してきます。
また、漆喰の補修もクラックだけを直すのか、全部取り除いていれかえるのかで値段も変わってくるのです。
ALCの外壁、今後の外壁のリフォームは
どのようなことが予測できますか?
今度、新築を建てますが、外壁について迷っています。
今の所、ALCにしょうと思いますが、今後の外壁のリフォームはどのようなことが今、現状で予測できますか
ALCは防音性、保温性にすぐれ、火災保険が安いという利点があります。
ただ、ALC間のコーキングとALC表面の外壁塗装は7年から10年程度で必要になると思います。
ALC表面にセラミック処理を施して、外壁塗装は20年必要なしというものもありますが、コーキング部分の劣化は同じです。
また、ALCのコーキング部分のコーキング補修はサイディングのコーキング補修より厄介です。
コーキングの打ち増しでよいなら簡単ですが、打ち代えですと劣化したコーキングをコーキングカッターですべて撤去しなくてはなりません。
ALCのコーキング打ち代えは引き受けたくないという業者は多いと思います。
ガルバリウム系の外壁にした方が後々楽だと思います