屋根リフォーム・屋根工事の達人

ガルバリウム屋根材の塗装については、いろいろな意見があります。

10年後に塗装の必要性があるとか塗装の必要性がないとか対極する意見があります。

私も10年程前のガルバリウム屋根の塗装は見たことがありますが、現在のガルバリウム屋根材の技術は当時より格段に進歩しています。

現在のガルバリウム屋根の20年後を見た人はいないのです。

私はガルバリウム屋根材の塗装は、焼付けをしてありますので、極端に色あせしないかぎり、塗装をしなくても良いと思います。

屋根に塗装を施した場合、塗料は耐久性がなく、元の焼付けした部分の塗装面を消してしまうのはもったいないと思いますし、ガルバリウム屋根に塗装する場合、焼付けしている部分に塗装しても焼付けしている塗装面を綺麗に落とさないと塗装がすぐ剥離してしまうと思います。

今、屋根の塗装では、コロニアル屋根やモニエル瓦が多いですが、ガルバリウムの塗装についてはあまり、耳にしません。

モニエル瓦の塗装は難しくトラブルの元になっています。

ガルバリウム屋根の塗装も一般的になるかどうかはわかりませんが、一般的に仮になった場合、価格競争により焼付け部分を落とさず塗装してしまい、トラブルの原因になるかもしれません。

あるハウスメーカーで家を建てました。

10年後に外壁塗装をしないと雨漏りしますといわれました。

本当なのでしょうか

どこのハウスメーカーもそのようなことをいってきます。

ただ、ハウスメーカーの営業が現場を拝見してここが悪いといっても信用しない方がいいです。

ハウスメーカーの営業は素人に毛が生えた程度の知識しかありません。

ただ、オプションでフッ素系の塗料などを使用しない限り、10年程度は外壁塗装のリフォーム時期ではあります。

ハウスメーカーのリフォーム料金はかなり高いですし、他のリフォーム店に仕事を依頼すると保障期間前であっても保障を打ち切ると脅しのようなこともいうこともあるし、下請けに任せぱなしです。

職人さんに聞いてみて下さい。

私は長くこの業界におりますが、ハウスメーカーのことをよくいう職人さんは見たことがありません。

また、同じリフォームをさせた場合、直営塗装店より3割り〜5割り程度高いです。

ハウスメーカは中間マージンがすごいのです。

塗料も市販されているものをレッテルをはりかえて独自製品のように宣伝している時もあります。

結論は、外壁塗装をしないとすぐに雨漏りするとは思いませんが、適正時期ではあると思います。

新築をたてますが、外壁をモルタルにするかサイディングにするか迷っています。

どちらがいいと思いますか

今の主流はサイディングです。

それは、施行が早く安価だからです。

サイディングのつなぎ目は10年程度で必ず痛んできますし、今のサイディングの模様は色彩に満ちていますので、その色彩を残しながら外壁塗装のリフォーム用のクリアーという塗料もでているので、ある程度リフォーム代金がかかるかもしれません。

モルタルは腕のたつ職人さんに塗ってもらわないと窓周りからの雨漏りが多いです。

サッシ周りの防水紙を二重にしていなかったりモルタルの網をタッカーでともると防水紙を破ってしまうことがあります。

サイディングの外壁の場合、コーキングが切れても通常はジョイナーという金物が内側に入っているので即雨漏りするわけではないのがモルタルより雨漏りが少ない理由だと思います。

私はガルバリウムの外壁がいいと思います 。