HOME > 屋根工事相談室
屋根工事相談室
ベランダの屋根リフォーム:
あまり傾斜はありませんが雨漏りの恐れは?
ベランダの屋根をリフォームしますが、素人で正確な傾斜はわかりませんが、あまり傾斜はありません。
雨漏りの恐れはないでしょうか。
使用屋根材は何を使用されるのかわからないので、ポリカと仮定させて答えさせていただきます。
欲を言えば、1寸5分は欲しいところですが、もっと勾配が緩い場合は、ポリカの重ねを30センチ以上にするのはどうでしょうか。
このようにすれば雨漏りしないと思います。
もっと確実性を増すには、コーキングを表からではなく内側に入れるといいでしょう。
ただ、ポリカは透明色が多いので、下からみると塗ったのはわかるかもしれませんが、確実に雨漏りしないと思います。
使用屋根材は同じものなのに、業者によって価格の差が出るのは?
兵庫県の者ですが、お聞きしたいことがあります。
屋根のリフォームを考えているので、コマーシャルをやっていて全国展開しているリフォーム店が屋根リフォーム工事代金が190万円、地元の業者が110万円です。
使用屋根材は同じものなのにこの価格の差はなんなのでしょうか。
兵庫県なので屋根工事も依頼できませんが、お返事いただけると助かります
大手リフォーム会社は中間マージンを3割程取るのが原因だと思います。
また、コマーシャルの経費、営業マンの給料や事務所費、インターネットをプロに任せている場合の料金やもろもろの経費がかかるからだと思います。
寒い日に、雨も降っていないのにサッシが湿ってしまいます。
原因は何でしょうか
結露が原因ではないでしょうか。
冬など石油ファンヒーターなどを使いすぎで室内に水蒸気が多い場合とガラス、サッシなどが外気によって冷やされる条件が重なると結露が起こることがあります。
あまりに結露が頻繁に起こると、木材の劣化の速度が速まってしまいます。
結露を防ぐには、FF式などを使用し、室内をよく暖房することで、外気との温度差を小さくし、複層ガラスや断熱サッシを用いることが考えられます。
逆に、夏場などは、室内が冷やされ、外気が暑いのであまりに冷房を使用してしまうと室内と外気の温度差が生じて結露が発生することがあるので、除湿器の使用をお勧めします。
また、断熱補強を行うことも効果的です。
(内断熱よりも外断熱の方が効果的です。)
屋根の結露防止には、換気棟や換気雨押さえを使用されるといいでしょう。
小屋裏の熱が排出されず、内側にこもってしまうと室内が暑いだけではなく、下地の木の板がカビだらけになるだけではなく、劣化を早めてしまいます。