HOME > 屋根工事相談室
屋根工事相談室
子どもの騒ぎ声を洩らさないようにしたい
(千葉市の方から屋根リフォーム工事に関して)
我が家は、屋根裏をロフトとしております。
築12年、ごくごく普通の一軒家です。
屋根裏、つまりはロフトの部屋を子ども部屋として使っているのですが、気になっていることがあります。
それは、子どもたちの声が外に漏れていないかということです。
夜になると特に息子同士が喧嘩をするなど騒がしくなる時があり、注意をしているのですが直りません。
目を話すとまた喧嘩、大暴れの日々です。
この間たまたま夜コンビニに外出して戻ってきたところ、近隣にまで子どもの喧嘩の声が漏れていました。
子どもが元気なのは嬉しいのですが、注意してもなかなか治らず、ご近所から注意される前にいっそのこと屋根リフォームで音漏れを防ごうかと思っています。
そこで、実際に屋根が傷んできたこともあり金属屋根にすることを検討しています。
金属屋根で遮音性・防音性がある素材もあると聞いたのですが、これは本当でしょうか。
また工事中には、屋根裏部屋は使えなくなるのでしょうか。
子ども部屋を移動させるのは大変ですし、我が家も部屋数に余裕がありませんのでできればそのまま使用したいと考えています。
もちろん日数にもよりますが、あまり室内には問題ないような形での屋根工事を望んでいます。
もしかして、壁や壁紙を変えたほうが効果的なのでしょうか。
ご回答、よろしくお願いいたします。
お問い合わせありがとうございます。
私もこの業界に長くいますが、屋根工事で防音というのははじめてです。
結論として、屋根工事で防音は難しいのではないでしょうか。
本格的なものには防音業者にお願いするという方法もありますが、簡単な防音壁というのがあります。
http://www.pialiving.com/bouonbo-do.htm
ただ、どの程度効果があるかわかりません。
屋根工事をする際、室内には問題ありません。
熱気を屋根で減らせるというのは本当ですか?
(千葉市美浜区の方から屋根リフォームの御相談)
マイホームについて悩みがあります。
十数年前にマイホームを建てました。
2階建ての木造建築です。
さすがにこれだけの年数が経っていると、ところどころリフォームしなければならないところが出てきています。
特に気になるのが、夏になると家の中がムシムシしてしまい、非常に過ごしにくくなることです。
夜にはエアコンを切って冷却マットを敷いて寝ることで節電しよう!と家族と話し合ったのですが、それもままならないほどです。
熱帯夜は息もできません。
真夜中にも昼間の熱がこもっているようで、部屋の床や壁も心なしかベタベタ・ジメジメしているような気もしています。
また、梅雨には湿気がひどく、出しっぱなしにしていた果物などが一日ですぐにカビてしまいます。
壁にも問題があるのかもしれませんが、私は屋根工事も視野に入れてリフォームをしたいと思っています。
というのも、夏になると屋根の部分が目に見えて熱せられているようで、外観を見ていても気になるからです。
最近では、断熱材のような素材の金属屋根も出ているようですが、このような素材の金属屋根はあるのでしょうか。
また、このような屋根リフォームは標準装備なのか、それとも別料金がかかるのでしょうか。
我が家もそんなにお金があるほうではありませんので、できるだけ安い素材を教えていただけると嬉しいです。
はじめまして。御質問ありがとうございます。
屋根を夏涼しく冬涼しくされたい御様子ですね。
弊社でよく使用しているガルテクトは裏面に最大厚さ16ミリの断熱性能に優れたポリイソシアヌレートフォームが張られていて、更に鋼板自体も遮熱鋼板を使用しています。
これに、換気棟を使用されればいいと思います。
通常は、これで大丈夫だと思いますが、グレードアップした方法に熱シャットアウト工法、屋根断熱工法があります。
屋根断熱工法には、その他に屋根材の下にスタイロフォームをはったり、遮熱シートをはったり、何通りか方法があります。
“最近では、断熱材のような素材の金属屋根も出ているようですが、このような素材の金属屋根はあるのでしょうか。
また、このような屋根リフォームは標準装備なのか、それとも別料金がかかるのでしょうか”
という御質問。
ガルテクト、横暖ルーフなどは裏面に断熱材がはいっていますので標準装備です。
ただ、タフルームなどは裏面に断熱材がはっていませんのでこのランクの屋根材よりは値段は高くなります。
ただ、タフルーフを使用して裏面に断熱材をいれるならはじめから断熱材がはられている屋根材を選択された方がいいと思います。
金属屋根には、コケやカビは生えにくいのでしょうか?
屋根工事を検討しています。
既に自宅を建ててから20年以上は経過しているのですが、特に屋根がボロボロな印象になってしまいました。
親族からも「さすがにみっともない」と指摘されたので、屋根リフォームに踏み切る予定です。
気になるのは、屋根が色褪せてしまっていることです。
雨のせいなのか、紫外線のせいなのかまだら模様のようなシミが屋根に広がっています。
さらに、日当たりが悪い側にはコケかカビのようなものもできています。
点検したところ、確かにこれは酷いと言わざるを得ないような状況でした。
そこでリフォームを決意したのですが、正直どうすればいいのかがあまりよくわかっておりません。
予算がありませんので、できれば見栄えが良く、それが長持ちするようなもので屋根工事をしたいと思っています。
友人からは金属屋根を勧められたのですが、なんでもアクリルコーティングを施して長持ちさせることもできるそうですね。
ですが、このタイプの屋根は長持ちをするのでしょうか。
さすがに数年で剥げ落ちてしまってはリフォームの意味がありません。
そして、屋根のコーティング費用など、特別料金などはかかったりするのでしょうか。
また、手入れは工務店に依頼するなどの手間が必要になるのかどうかも気になっています。
とにかく、現状を反省して「見た目の良さ」を追求したいと思っています。
はじめまして。お問い合わせありがとうございます。
家を建てられてから、20年以上経過しているということは、屋根リフォームの適齢期です。
屋根がボロボロということなので、おそらく、現状、コロニアル(スレート)と思われます。
外壁塗装の場合はだいたい、7年〜10年程度で再度塗り替えをおこなうので、3年程度でも先延ばしすれば大きいですが、金属屋根の場合、3〜5年程度先延ばししても最終的な費用の合計金額は一緒だと思います。
むしろ、野地板に水がまわる前に屋根リフォームをおこなった方が安上がりです。
定番のガルバリウム鋼板の金属屋根のリフォームをお勧めさせていただきます。
私は、この業界が長いのですが、金属屋根にアクリルコーティングというのは初めて聞きました。
アクリルコーティングというのは、フローリングや店舗の床などに塗るコーティング剤でしょうか。
もし、屋根に塗られるとしても材料が違うと思うのですが。
念のため、横暖ルーフのチュオーに問い合わせをしてみたら、アクリルコーティングを金属屋根に塗るということを聞いたこともないし、推奨をしていないとのことでした。
私は、ガルテクト、横暖ルーフクラスのガルバリウム鋼板は、リフォームの場合、経年しても塗装は必要ないと思っています。
というのは、ガルバリウム鋼板は焼付け塗装を施しているし、だいたい、金属屋根のリフォームの場合、新築から20年以上経過していることが多く、だいたい、家の寿命も後、20年〜25年程度だと思うので、ある程度は、当初より色褪せはすると思うのですが、美観を気にしなければ不必要だと思うのです。
また、美観が気になる程色褪せしないと思っているからです。
ただ、新築の場合に使用された場合(あまり使用しませんが)40年以上の時間が流れるので、なんかしらの対策は必要かもしれません。
お客様には不必要な話ですが、何年かたてば、ガルバリウム鋼板用の有用な塗料がでてくるかもしれません。
また、ガルバリウム鋼板はアクリルコーティングを施さなくても、十分長持ちすると考えます。
数年で剥げ落ちるというのは塗装を塗った場合の話です。
出荷時から施されているガルバリウム鋼板の焼付け塗装は数年で剥げ落ちるということは100パーセントありません。
私は、基本的に20年程度であれば、職人さんの施行方法にもよりますが、ガルバリウム鋼板に手入れは不要だと思います。
ただ、安価なタフルーフ、GMルーフなどは個人的に上記のガルバリウム鋼板と比較すると色褪せのスピードは速いように感じています。
また、屋根や塗装などは工務店やリフォーム屋さんの場合、中間マージンが発生するのが一般的で専門の屋根工事店に依頼された方が一般的には安く、上手にしあがると思います。
私の本音を書かせていただきましたが、違う考えの職人さんもいらっしゃると思いますので参考程度にしていただけると幸いです。